2015年に策定された認知症施策;新オレンジプランでは、 認知症についての専門医療相談、鑑別診断、身体合併症・周辺症状の急性期対応、かかりつけ医との連携、患者・家族への介護サービス情報の提供と相談への対応、医療情報の提供等の介護サービスとの連携を行う認知症疾患医療センターを、2018年度末までに全国に500ヵ所設置することを目標としました.尚、当初対象となったのは入院病床をもつ病院のみでした.

 

しかし、これには予算を伴うこともあってか遅々としてセンターの数は増えず.政府は認定要件を拡大し、病床のある病院だけでなく、診療所まで範囲を広げ、認知症疾患センターの設置数拡大を進める方針を打ち出しました.

センターは以下の3つに分類されます.

〇基幹型(主に総合病院)

〇地域型(主に精神科病院)

〇連携型(診療所など)

 

当院は連携型の認定要件を満たしていますが、残念ながら大阪府の方針としては、当面センターを増やす予定はなく、更に府内に連携型を設置する予定もないそうです.

 

現在大阪府域では大阪府6か所、大阪市6か所、堺市2か所の合計14か所が認知症疾患医療センターとして指定されています.そして大阪市を除く大阪府と堺市ではセンターは全て入院病床をもつ病院にのみ設置されています.

 

増え続ける認知症を疾患医療センターのみで診療することは困難であることから、センターではないがセンターと同等の機能をもつ医療機関として、2018年度より大阪府が認定したのが認知症地域連携拠点医療機関、ということです.

 

これまで通り、粛々と日々診療と地域連携に励んで参りたいと思います.